お通夜と葬儀のマナー
通夜や葬儀に伺う時、マナーを知らないと恥をかきます。
通夜、葬儀での最低限のマナーをご紹介します。通夜・葬儀に伺った時、まず受付をします。
受付ではお悔やみの言葉を述べ、記帳し、香典を渡してください。お悔やみの言葉は差しさわりのないものを簡潔に述べます。
例えば「この度はまことにご愁傷様でした。謹んでお悔やみ申し上げます。」や「心から衰悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。」などがあります。
そして死因などあれこれ尋ねるのはやめましょう。
香典金額の目安と相場
両親の場合20代3万〜10万円で40代5万〜10万円、
兄弟姉妹の場合20代3〜5万円で40代5万円、
祖父母の場合20代1万円で40代3万〜5万円、
職場の上司の場合20代5千円で40代1万円が相場となっています。
このように故人との間柄、年齢によって香典の金額が変わってきます。
ご焼香のマナー
次は焼香の作法についてご紹介します。
焼香には立ったまま行う立礼焼香と座って行う座礼焼香、高炉を盆にのせて回す回し焼香があります。
ここでは一般的な立礼焼香をご紹介します。
立礼焼香の一般的な方法
- 1 左手に数珠を持ち、遺族と僧侶に一礼し、焼香台へ進み遺影に一礼します。
- 2 親指、人差し指、中指で抹香をつかみ、お辞儀をするように目の高さまで持ち上げ、香炉にくべます。回数は1回か3回です。
- 3 焼香台より一歩下がり、合拳します。
- 4 深く一礼をします。僧侶と遺族に一礼をします。
数珠を持っていく場合のマナー
数珠の持ち方は、焼香する時は左手にかけ、合掌の時は両手にかけます。
数珠は仏教徒は仏式の通夜、葬儀に参列する時に持参します。
通夜、葬儀はいつあるか分かりません。
事前にしっかりマナーを知っていることで慌てることはなく、心から故人のことを想うことができます。